#3 まちの”カタリスト”として ビジョンや美学を見出し、場を生成する役割の果たし方
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この回では、地域に活気をもたらすための「役割」について深掘ります。
地域活性を図るためには、自ら動くことと共に、"人の心を動かすこと"も大切な視点として持っておきたいところ。
地域に眠る可能性から価値を見出し、またその価値を信じた行動をなるべく多くの人と取っていくために、他者を触発し、場の醸成を加速させる「カタリスト(触媒となる人)」の役割について。
今回はゲストに、
・福島でデザイナー事業を営むかたわら、都市再生推進法人として郡山市の都市計画策定に参画するさとうてつやさん。
・京都を拠点に、事業プロデュースを通して地域のビジョンを、現地の企業とともに描く、風間美穂さん。
をお招きし、多様なカタリストのあり方と、その条件をお話いただきます。
トピック
・まちの”カタリスト(触媒者)”は、誰もが担えるものなのか。
・地域やそこに暮らす人の”本質”を捉えるために、伝え手が持つべき視野・行動とは。
・欲しいものをつくる、自分たちの活動の言語化が必要な時に、やるべきこと。
登壇者
●風間美穂さん(一般社団法人リリース 共同代表/Producer / Creative Catalyst)
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2007年からThink the Earthに所属。2013年からR;では地域企業や行政との事業プロデュース等を担う。2022年からリジェネラティブツーリズムの実践と探求により国内外をつなぎ、2023年に『Community Based Economy Journal』をみんなで創刊。新潟県出身、京都在住。
●さとう てつやさん(Helvetica Design inc. クリエイティブディレクター D&DEPARTMENT FUKUSHIMA by KORIYAMA CITY ディレクター )
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2011年 Helvetica Design株式会社を設立。福島の基幹産業でもある農業や水産業のブランディングやデザインを担当。2018年「一般社団法人ブルーバード」を設立し都市再生推進法人として郡山市の都市計画策定に参画。JR郡山駅構内に「D&DEPARTMENT FUKUSHIMA」をOPENさせ、福島県内の文化や歴史、産業の魅力を伝えるための活動を行っている。著書に「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる」(学芸出版)がある。
モデレーター
●関口智子 (ディレクター / プロジェクト・マネージャー 0! / omusubi不動産)
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2020年より科学と芸術の丘のディレクターを務める。前職ではサイトやWebコンテンツ等のディレクターとしてプロジェクトマネジメントの経験を積んだ後、表現をする人を応援したいというモチベーションから独立。現在、omusubi不動産にプロジェクトディレクターとして参画。omusubiではジャズ担当。